2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
【フランス革命前夜】 七年戦争の勝利がプロイセンに栄光をもたらしたように、七年戦争で敗北を味わったフランスでは様々な新思想が登場することになる。それこそが、後のフランス革命後の諸戦争で新生フランス軍が各国を席巻する下地となっていたのはあまり…
【三十年戦争から七年戦争】 三十年戦争はウェストファリア条約に基づく主権国家体制の成立だけでなく、軍事思想上においても多大な影響を与えた戦争となった。その背景として活版印刷術の登場により書籍の発行が容易になったことや、科学思想の広まりから軍…
【中世・ルネサンス】 ローマ帝国の衰退を背景とする西ヨーロッパの中世において、軍事思想もまた衰退の道を歩むこととなった。当時の西ヨーロッパでは古代ローマの軍制が失われただけでなく、優れた古典であるはずのウェゲティウスの『軍事論』も軍人よりも…
【概説】 ここでは軍事思想の歴史について、特に代表的な人物とその著作、そしてその背景について簡単に説明していく。 (※著作については書籍、論文を問わず『二重鉤括弧』を使って表記する) 【古代】 まず初めに、古代における軍事思想の古典を東洋と西洋…
(※全ての書籍を網羅するのは時間がかかるので、主要なものから随時更新していきます。それゆえに、掲載されていないものは所有していないというわけではありません) 防衛大学校・防衛学研究所(編)、『軍事学入門』、かや書房、1999 軍事学入門 かや…
(※全ての書籍を網羅するのは時間がかかるので、主要なものから随時更新していきます。それゆえに、掲載されていないものは所有していないというわけではありません) マーチン・ファン・クレフェルト(著)、佐藤佐三郎(訳)、『補給戦』、中公文庫、20…
(※全ての書籍を網羅するのは時間がかかるので、主要なものから随時更新していきます。それゆえに、掲載されていないものは所有していないというわけではありません) マイケル・ハワード(著)、奥村房夫、奥村大作(共訳)、『ヨーロッパ史における戦争』…
緑林大学では軍事研究をする上で有用な国内外の文献の内、パブリックドメインとなったものを鋭意翻訳し、販売しています。この記事は最新の緑林大学の出版物の掲載を随時試みるものとなっています。 【広告宣伝】 (NEW) 32,【現代語訳】大戦間における…